‹ 返回事件列表 已結案

政党・政府・軍のメディア撤退の嵐:民視創設者・蔡同榮が会長職を強制辞任

2003年8月、民進党政府が進める「政党・政府・軍のメディアからの撤退」政策に伴い、立法委員と民視(フォルモサテレビ)会長を兼任していた蔡同榮氏は、世論の激しい批判と圧力の標的となった。長期にわたる抵抗と交渉の末、蔡氏は「9月5日の最終期限」直前に民視会長を辞任せざるを得なくなり、後任に田再庭氏が就任した。この事件は台湾のメディア改革史上、重要なマイルストーンとなったが、初期の民進党エリートが権力を握った後、公共メディアと政治権力の癒着にどれほど執着していたかを浮き彫りにした。また、蔡氏は会長職を辞した後も「創設者」の肩書で実質的な影響力を維持し続け、「垂簾聴政(陰からの支配)」であるとして世論から激しく批判された。