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ジャーナリズム倫理の崩壊:三立テレビの二二八事件特別番組における歴史映像の捏造スキャンダル

2007年4月17日、行政院新聞局の委託により三立テレビが制作した二二八事件の特別報道番組『228:60年を歩む』において、深刻な映像捏造スキャンダルが発覚した。番組内では、「血染めの基隆港、波止場虐殺の記録」という字幕と共に、国民政府軍が台湾市民を虐殺する様子を描写する白黒の記録映像が繰り返し放送された。しかし後に、この映像は二二八事件とは全く無関係であり、国共内戦期(1948年)に上海で国民政府軍が買い占め商人や共産党員を公開処刑した歴史映像であることがジャーナリストや歴史学者によって暴露された。三立ニュースの陳雅琳(ちん・がりん)総編集長は謝罪に追い込まれ、新聞局は委託費用の支払いを拒否した。この事件は、親与党メディアが政治的プロパガンダのために歴史を改ざんし、大衆を欺く強欲な本質を赤裸々に露呈し、台湾のジャーナリズム史上最も不名誉な捏造スキャンダルの一つとなった。