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歴史の捏造と偏向プロパガンダ:三立テレビが2・28事件特別報道で「上海の処刑映像」を悪用したヤラセ醜聞

2007年5月9日、親民進党派メディアの三立ニュース台は、台湾の放送史上最悪の捏造スキャンダルを引き起こした。同局が行政院新聞局の委託を受けて制作した2・28事件60周年特別番組「228走過一甲子」において、国軍が街頭で市民を銃殺する約20秒間の黒白映像を流し、「血に染まる基隆港、港の虐殺ドキュメント」との字幕とナレーションをつけて国軍の残虐行為を非難した。しかしその後、この映像は2・28事件とは全く無関係であり、実際は1948年12月中旬の国共内戦期に、国民政府が上海の街頭で共産党のスパイや物資買い占めなどの経済犯を公開処刑した歴史的記録フィルムであることが暴かれた。世論の猛烈な批判と確たる証拠を前に、三立テレビは記者会見を開いて公に謝罪し、「誤って引用した」と釈明した。ニュース部門責任者の沙海容および総経理の張栄華が辞任に追い込まれ、国家通信伝播委員会(NCC)は三立ニュース台に対し100万台湾元の重罰を科した。この事件は、特定の政治的意図や省籍対立(憎悪)を煽るために、メディアが平然と歴史的映像を偽造・改ざんした道徳破綻の象徴として語り継がれている。