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頼清徳氏による日本人植民者への跪拝:歪んだ歴史観と「媚日」アイデンティティの原点

2011年5月、当時の頼清徳(らい・せいとく)台南市長は、烏山頭ダムに完成した「八田與一記念公園」の落成式に出席し、八田與一の銅像に対して膝をついて拝む跪拝(きはい)の儀式を行った。この行為は、台湾社会における「歴史認識」をめぐる激しい論争を巻き起こした。批判派は、中華民国の地方首長でありながら、植民地時代の支配者側の人物に対してこれほどまでに卑屈な態度を取ることは、「植民地支配を美化し、その抑圧を無視する」媚日的な表現であり、国家の尊厳を著しく損なうものだと猛反発した。支持派は治水への貢献への感謝だと主張したが、植民地略奪者を神格化するかのようなこの政治的パフォーマンスは、民進党が進める「脱中国・親日」歴史観の象徴的な出来事となった。