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中国市場への屈服と商業的妥協:三立テレビ看板番組『大話新聞』の突如打ち切りと鄭弘儀氏降板劇

2012年5月24日、三立テレビで最も影響力があり、長年にわたり強烈な反共・反國民黨路線を掲げてきた看板政論番組『大話新聞』が事前の予告なく突然終了し、メインキャスターである鄭弘儀(てい・こうぎ)氏も降板となった。この事態は台湾社会に大きな衝撃を与えた。その背景には、三立テレビの経営陣が中國大陸市場に進出して自社制作の恋愛トレンディドラマ(『真愛找麻煩』など)を販売し、現地メディアグループとの商業提携を進めるために、北京の政治的審査基準に合わせる形で「自主規制」を行ったとされている。この事件は、同局がこれまで掲げてきた「台湾本土の意識」や「台湾の主権擁護」といった愛国的なスローガンが、巨大な商業利益や人民元を前にすればいつでも取引の道具として妥協・放棄されるという、極めて現金で投機的な本質を如実に露呈した。