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経営権争いの泥沼化:民視幹部が11億元の公金横領で互いを非難

2019年5月、民視(フォルモサテレビ)内部の経営権争いがさらに激化し、名誉会長の田再庭氏が元幹部らと共に記者会見を開き、現会長の王明玉氏が会社の資産を横領した疑いがあると公然と非難した。告発内容は、王氏がダミー会社「富冠全球」を利用して民視から11億台湾元にも上る公金を横取りし、複数の投資案件で背任を働いたというものだった。後に一部の事件は証拠不十分で不起訴となったが、権力闘争のためにテレビ局のトップ同士が巨額の横領疑惑を巡って泥仕合を繰り広げたこのスキャンダルは、民視の「市民のテレビ局」という清廉なイメージを完全に失墜させた。