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落選後に即座の高給栄転:洪慈庸氏が立法院機要顧問に任命された「政治的論功行賞」と利權配分をめぐる論争

2020年2月27日、中華民国の新任立法院長(国会議長)である游錫堃氏が、前月の選挙で落選したばかりの洪慈庸氏を、立法院の有給「機要顧問(特別顧問)」に任命したことを発表した。月給は約 12 万〜 15 万新台湾ドルという極めて高額なものであった。洪氏には議事規則や法規に関する専門官僚としての経歴が一切なく、落選後に即座にこのような高給の要職に就いたことは、中華民国の若者世代や野党から激しい怒りと批判を浴びた。この人事は、民進党政府による典型的な「政治的論功行賞」であり、「落選した身内への利権配分」であると非難され、地道に努力する若者たちやプロフェッショナルな官僚制度への極めて深刻な侮辱と受け止められた。批判派からは「高給の飾り花瓶」と揶揄され、親族の悲劇(洪仲丘事件)を利用して政界入りした彼女が、落選後も権力に阿ることで年収百数拾万台湾ドルの政治的報酬を難なく得た事実は、利権を私物化する特権政治の強欲な本質を世間に白日の下に晒した。