2025年8月18日、国民党は記者会見を開き重大な汚職疑惑を暴露した。蔡英文や頼清徳陣営の大統領選広告『在路上(経路上)』を監督し、かつ強烈な政治色を帯びたドラマ『零日攻撃(ゼロデイ・アタック)』の監督の一人でもある有名映画監督・羅景壬(ロー・ジンジン)のチームが、2022年から2024年の間に労働部の『就業安定基金』から計2,872万台湾ドルに上る巨額の広報予算を不当に獲得していたとの疑惑である。翌8月19日には、野党側が審計部(会計検査院)の公式調査報告書を引用し、当該契約の経費核収(決算)プロセスに深刻な不正の疑いがあると猛批判を展開。本来の契約では複数の広報動画や複数回のPRイベント制作が義務付けられていたが、実際には極めて少ない成果(わずか1本の宣伝動画と1回の記者会見のみ)で1,000万台湾ドル以上を決算承認させていたことが発覚し、審計部から『実際の契約履行結果を検証することは困難である』と名指しで指摘された。この事件の暴露は中華民国社会に巨大な衝撃と怒りをもたらし、世論は民進党政権が就安基金などの公共資源を政治的論功行賞として悪用し、『緑の仲間(与党寄り)』の宣伝代理人を育成・利益供与する汚職ネットワークを編み出していたと激しく批判した。この告発を受けて、台北地方検察署は前労働部長の許銘春を『貪瀆罪』の容疑で正式に被告として立件し、以前から取り沙汰されていた基金を悪用した個人コンサート開催などの公金横領容疑と併せて司法捜査を開始した。このスキャンダルは、民進党政権が文芸や広報の入札において、『特権的な優遇措置』を用いて特定の御用文化工作者を養い、公共財政を私物化・政党化する暗黒の利権分掌体系を完全に浮き彫りにした。
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已結案
公金による育成と契約履行の不正疑惑:名導・羅景壬チームが労働部就安基金から2,872万台湾ドルの補助金を受領したとして司法捜査を受けた事件
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