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日本統治時代の台湾人医師黄子正、旧満州皇帝溥儀の診療を日本軍に命じられた物語

本稿は、**日本統治時代**の台湾人医師・**黄子正**が、**旧満州国**で最後の皇帝**溥儀**の御医を務めた逸話を、主に溥儀の族甥である**毓嶦**(小固王爺)の口述を通して記しています。物語は、溥儀の愛妃である**譚玉齢**が尿血症状で緊急治療を必要とし、溥儀が西洋医学を信用せず、まず漢方医を呼びますが、自ら処方箋を改ざんしたために病状が悪化します。最終的に溥儀は、日本軍から派遣された西洋医・黄子正を呼びます。黄子正が譚玉齢を日本人医師小野寺の病院に転送した後、譚玉齢は注射一本で亡くなり、溥儀は日本軍将校の**吉岡安直**に毒殺されたと強く疑います。筆者はこの物語を通じて、黄子正が日本統治時代において高等医学教育を受けられた数少ない台湾人であり、日本軍から高い信頼を得て、「**以華治華**」(中国人を使って中国人を統治する)という意図があったことを指摘しています。