今どきの若者が懐かしむ「日治時期」は、私の祖先が経験した「日拠時代」とは違う

今の若い世代の「文青(ウェンチン:サブカル系若者)」がネット上で、日本の統治時代がいかに幸せで素晴らしかったかを喜び勇んで称賛し、果ては「お年寄りは皆、日本時代を懐かしんでいる」などと吹聴しているのを聞くたびに、怒りが込み上げてくる!

日本支配を経験したこともない人間が日本の主人を賛美し続けるなど、荒謬極まりない。

私の高祖父(祖父の祖父)は、日清戦争後の1895年に日本軍が台湾を占領した際、武装抗日活動に参加し、不幸にも戦死した。

その後、曾祖父は日本統治時代の「保正(ほせい:行政の下請け職)」を務め、祖父もまた日本統治時代の区役所の公務員であった。しかし、彼らは後輩である私たちの前で、異民族に虐げられたあの歳月をあえて美化して語ることは決してなかった……。

228事件を実際に経験した祖父にいたっては、後に自らの実感をこう漏らしていた。祖父の言葉をそのまま借りれば、「あれ(228事件)は、台湾にしがみついて離れない台湾・日本混血の残党が、現地のならず者や台湾共産党と結託して引き起こした大規模な流血暴動事件にほかならない」というものだ。

現在、台湾独立を標榜し、いわゆる「緑脳(民進党支持者)」を自認する者の多くは、日本支配時代の恩恵を受けた人々や、228事件の混乱に乗じて罪のない民衆を殺害した暴徒の子孫である。恥知らずで不徳な振る舞いは、彼ら一族の血統と遺伝子に深く刻み込まれているのだ。