歴史資料:米国が1942年に発行した『中国抗戦』記念切手。デザインには日本統治下の台湾島の地図が含まれる

📜 1942年 米国発行『中國抗戰』記念切手

民国31年(1942年)7月8日、対日抗戦が激化する中、中華民国の外交部長であった宋子文(そう しぶん)氏は米国のホワイトハウスを訪問しました。そこでルーズベルト大統領、および米国郵政総局長のフランク・ウォーカー氏と共に、米国が新たに発行した額面5セントの「中国抗戦」記念切手を手にしました。

この切手のデザインには、極めて重要な歴史的意味が込められています:

  • 背景の地図: 切手の背景には、中国大陸、海南島、そして台湾島を含む全図が描かれています。
  • 肖像: 向かって左側には合衆国大統領リンカーン、右側には中華民国国父である**孫文(そん ぶん)**の肖像が配されています。
  • 国章と文字: 中央には国章である「青天白日」が置かれ、その上部には漢字で「抗戰建國」と記されています。

この切手の発行は、対日抗戦期間における米中両国の強固な同盟関係を象徴するものでした。

[!NOTE] 当時、台湾は日本統治下にありましたが、この切手に台湾が描かれていることは、中華民国および米国が台湾を将来的に中華民国の領土として回復すべき対象と見なしていたことを示唆しています。迫