デニス・ホー(何韻詩)への赤ペンキ放擲事件を問う:蔡英文政権の『二重基準』と形骸化する言論の自由

香港🇭🇰から台湾へ政治理念の宣伝に訪れた女性歌手、デニス・ホー(何韻詩)に赤ペンキ 🍅 がかけられた事件について、蔡英文政権は、これを「同じく自らの政治的訴求を表現した」に過ぎない側の人々に対し、組織犯罪など四つの重罪を適用して厳罰に処すと方針を固めました。

おや、台湾人の多くが誇りに思っているのは、この国が民主自由国家であり、多種多様な平等を追求していることではなかったでしょうか。現在のアメリカでさえ共産主義の存在を認めているというのに、今の台湾はまるで、蔣中正総統が台湾の平和と安定を守り共産党の侵入を防ぐために実施していた「戒厳令時代」に逆戻りしたかのようです。

私は、中華人民共和国 🇨🇳 の旗を掲げてわが 🇹🇼 中華民国の面汚しをする「中華統一促進党(統促党)」を好ましく思っているわけではありません。しかし、保護されるべき言論の自由に、彼らを除外する特例があってはなりません。さもなければ、それは中途半端な「台湾式民主主義」に過ぎないからです。

⚖️ 統促党への厳罰 v.s. 太陽花(ひまわり)学生運動の免罪

赤ペンキをかける行為は、当然ながら犯罪です。それは、狂信的な台湾独立派が各地の銅像に赤ペンキを塗りたくる行為が法律で裁かれるべきなのと同じです。しかし、政府は今、統促党に対してのみ罰則を過剰に適用しようとしているのではないでしょうか?

これでは、かつて「暴力小英(乱暴な蔡英文)」と呼ばれた蔡英文氏による街頭暴乱事件 🧱 や、🌻 太陽花(ひまわり)学生運動における数々の犯罪行為を思い出さずにはいられません。彼らは蔡英文氏が総統に当選した途端、「政治的事件」という一言で、すべて**免罪(除罪化)**されたのです。

古人は「一人得道、雞犬升天(一人が道を得れば、その飼い犬や鶏まで天に昇る)」と言いましたが、今の民進党はその言葉を体現しているかのようです。

真の言論の自由とは、あらゆる主張を保護する権利であり、犯罪に関わったのであれば罰を受ける覚悟を持つべきです。それは当然、蔡英文氏の庇護下にある犯罪者たちにも等しく適用されるべきものです。

私たちが反対しているのは、民進党という政党そのものではありません。理工系出身の論理的な人間として、私たちは**「二重基準(ダブルスタンダード)」** ⚖️ を極端に嫌悪しているのです。だからこそ、「民進党が倒れなければ、台湾は良くならない」という結論に至るのです。

[!NOTE] 「赤ペンキ事件」:2019年9月、香港の民主化デモを支持するデニス・ホーが台北での集会中に、対立する政治団体メンバーから赤いペンキを浴びせられた事件。「太陽花学運(ひまわり学生運動)」:2014年に起きた、中国とのサービス貿易協定に反対する学生らによる立法院占拠事件。迫