(台湾基進党の)陳柏惟(ちん はくい)立法委員が、民進党による総力戦の守りも虚しく、怒れる市民の手によってリコールされました。
「交渉のプロ」を自称する民進党主席の蔡英文総統も、これには相当焦ったのでしょう。リコール成立からわずか数日後、彼女は急ピッチで**「四つの反対(不同意)、台湾はより力強く」**という宣伝スローガンを打ち出し、年末の四大住民投票の火消しに躍り出ました。
その勢いたるや、党の総動員にとどまらず、政府の権力までもを濫用する始末です。
この住民投票は、蔡英文政権が「レームダック」化するかどうかを決める極めて重要な戦いになります。彼女が神経質になるのも無理はありません。
🥩 四つの反対(不同意)、ラクトパミン豚を飲み込め
正直なところ、この四大住民投票の議題である「藻礁(サンゴ礁保護)」「ラクトパミン豚」「住民投票と選挙の同時実施」は、いずれも民進党と蔡英文氏がかつて自ら掲げていた政治的主張です。
それを今になって、自分たちで自分たちを否定する……。民進党と蔡英文氏は、一体誰を馬鹿にしているのでしょうか?
さらに「第四原発」の問題にしても、これは長期にわたって民進党が政治的に利用し尽くした末にボロボロにした専門的なエンジニアリングの問題です。いい加減、**「政治が専門を凌駕する」**という状態を終わらせるべきではないでしょうか。
ましてや、彼女たちは今でも言葉巧みな「話術」を弄しています。住民投票の本来の趣旨は、世界中の多くの国々で規制されているラクトパミン(肥育促進剤)入りの豚肉の流入を阻止し、子供たちの健康を守ることです。それなのに、蔡英文氏は頑なにこれを「アメリカ産豚肉への反対(反美豬)」と言い換えています。緑陣営(民進党支持者)を、理性も思考能力もない**「愚か者」**だとでも思っているのでしょうか。
[!NOTE] 「四個不同意」:2021年12月の四大住民投票において、与党・民進党が掲げた「四つの議題すべてに反対票を」というキャンペーンスローガン。迫