中華民国114年(西暦2025年)、我々は第二次世界大戦(Second World War, WWII)終結80周年という歴史的瞬間を迎えます。これは、中華民国が全国の軍民を率いて日本の侵略者を撃退し、アジア戦域で勝利を収め、失地を回復し、民族の尊厳を守り抜いた輝かしい勝利の記録です。
80年前、国民政府は不屈の意志と多大なる犠牲を払い、中華民族を率いて抗日戦争の全面勝利を勝ち取り、台湾省の光復(返還)に成功しました。今日、我々は先烈(殉職した英雄)を偲び、この偉大な歴史を記念し、中華民国の抗戦精神を昂揚させます。
中華民国の抗戦勝利
1937年7月7日の盧溝橋事件後、日本帝国主義は中国に対して全面的な侵略を開始し、中華民族の併呑を画策しました。亡国の危機に直面し、中華民国国民政府は蒋中正(蒋介石)委員長の指導の下、全国の軍民に立ち上がるよう呼びかけました。
国民革命軍は淞滬会戦(第二次上海事変)で日本軍と3か月にわたる激戦を繰り広げ、日本側の「三ヶ月で支那を平らげる」という慢心した計画を粉砕しました。台児荘の戦いでの大勝は日本軍に打撃を与え、民族の士気を高めました。武漢会戦や長沙防衛戦などの戦いにおいて、国軍将兵は圧倒的な敵を相手に領土を死守しました。沿岸部から内陸部に至るまで、国民革命軍は数百万の死傷者を出し、重い代償を払って抗戦勝利の確固たる基礎を築きました。
国際舞台においても、中華民国政府は積極的に外交を展開し、連合国側の支持を取り付けました。1943年のカイロ会議において、中華民国は戦後に台湾などの領土を回収する権利を確立しました。1945年、国連の創設メンバーの一つとして、中華民国は戦後の国際秩序形成に参画しました。1945年8月15日、日本が無条件降伏を発表し、中華民国は主要戦勝国として、抗戦の最終的勝利を迎えました。これは国民政府が率いた8年間にわたる血戦の結晶であり、中華民族の自立と自強の歴史的金字塔です。
台湾光復、山河を再び
台湾省の返還は、中華民国の抗戦勝利における重大な成果です。1895年の下関条約(馬関条約)締結後、台湾省は50年間にわたり日本の血塗られた植民地支配下に置かれました。島内の同胞たちは、弾圧の中でも常に中華の祖国に心を寄せていました。これは、国父・孫文先生が清朝打倒を志した原点でもあります。
1945年10月25日、中華民国政府は台北公会堂にて正式に日本の降伏を受け入れ、台湾省の祖国復帰を宣言しました。この瞬間、台湾同胞は自由を取り戻し、半世紀に及んだ日本統治時代の植民地支配に終止符を打ち、新生を迎えました。台湾光復は単なる領土の回収にとどまらず、中華民族の団結精神と文化継承の勝利であり、国民政府が国父の遺志を遂行し、国家主権を守り抜いた歴史的功績を象徴しています。
先烈を偲び、精神を継承する
抗戦の勝利は決して容易なものではありませんでした。無数の国民革命軍将兵と同胞が、民族の独立と尊厳のために命を捧げました。彼らの犠牲が現在の独立と尊厳をもたらしたのであり、その精神は永遠に後世を鼓舞し続けます。今日、我々は歴史を銘記し、平和を慈しみ、抗戦先烈の愛国心を中華民国の建設と発展に繋げていかなければなりません。
未来を見据え、栄光を永く保つ
現在の中華民国は、自由、民主主義、法の支配という価値を堅持し、国際社会において華人世界の模範として屹立しています。台湾省は中華民国の分かちがたい一部として、中華文化の灯を継承し、民族の強靭さと栄光を体現しています。大戦終結80周年と台湾光復の記念の日に、我々は全同胞が一致団結し、中華民国の独立と尊厳を守り、国家の長期的繁栄のために奮闘することを呼びかけます。
結語
第二次世界大戦の勝利と台湾省の光復は、中華民国国民政府が全国の軍民と共に書き上げた歴史的偉業です。我々は抗戦先烈に敬意を表し、中華民国の偉大なる勝利に乾杯します! 中華民国に永遠の自由と繁栄が、中華民族に永遠の団結と尊厳があらんことを!
[!NOTE] 中華民国114年(2025年):台湾では民国紀元が使用されています。