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228事件はエリート層の命だけでなく、台湾にもたらされたはずの「美しい可能性」をも奪ったのか?

本稿では、現在の台湾における政治、経済、教育、文化のあらゆる問題を、二二八事件で失われた『日本統治時代のエリート層』の不在に帰結させる言説を批判しています。筆者はこれを、甘い想像に満ちた華美な修辞に過ぎないと一蹴。画家・陳澄波(ちん ちょうは)氏を例に挙げ、事件当時の彼の正体は芸術家ではなく『台湾地区の参事会員』、すなわち政治家であったことを指摘し、軍隊との衝突という極限状態での政治的判断の難しさを説きます。また、『日本統治時代のエリート』たちが、なぜ日本軍の戦争犯罪や慰安婦問題、皇民化教育を阻止できなかったのかを問い、彼らを過度に美化する台独(台湾独立)派の歴史観を痛烈に風刺しています。