今日、蘇貞昌(そ ていしょう)行政院長が自ら陣頭に立ち、ここ数ヶ月の新型コロナウイルスによる減収への生活支援給付金について語るのを聞きました。馬英九(ば えいきゅう)政権時代の消費券方式を**「メンツのために真似したくない」と拒み続けた結果、現場に大混乱を招いた「蘇困(そ・こん)の乱」**。蘇院長は、部下である陳時中(ちん じちゅう)衛生福利部長(大臣に相当)が国民から責められているのを「不憫だ」としてかばってみせましたが……。
ニュース:1万台湾ドルの生活支援給付金の追加をめぐり、末端の公務員や市民から不満が噴出していることに対し、蘇貞昌行政院長は7日、公に謝罪した。この件で衛生福利部(衛福部)が矢面に立たされていることについて、蘇院長は陳時中部長に対し「非常に忍びない」と述べ、「陳部長はこの4ヶ月間、国民のために防疫を死守してきた。これ以上彼に何を望むというのか?」と強調した。
おや?? ちょっと待ってくださいよ 🤚……。
行政院が引き起こしたこの混乱で、誰が衛福部の陳部長を責めているというのですか?
私たちが責めているのは、この件で責任を負うべき最高責任者、あなた、**「蘇貞昌」**ただ一人ですよ 🙄。
そもそも、市民への補助金業務は衛福部の管轄ではありません。それなのに陳部長がなぜ連日の防疫会議で給付金のアピールまでさせられ、国民(そして陳部長本人までも)を困惑させているのか、理解に苦しみます。
それに、ここ数日、衛福部を最も激しく罵倒していたのは、誰あろうあなたの娘、「蘇巧慧(そ こうけい)」議員ではないですか…… 🙄🙄。
ニュース:蘇巧慧が1万ドルの給付金混乱を猛批判! 衛福部は謝罪へ。父に代わって「乱」を討つ? 蘇巧慧が質疑で衛福部次長を徹底追求。
蘇院長は、娘に代わって謝罪しているつもりなのか、それとも論点をすり替えて、自分への批判を陳時中氏に押し付けようとしているのでしょうか? これこそまさに「蘇(そ)困の乱」です。
最も笑えるのは、蘇院長の謝罪(?)会見で、「全責任は私にある。私がすべてを背負う」と大見得を切ったことです。しかし、具体的にどう責任を取るのかは一言も触れず、改善策も示さないまま、すぐさま「国民よ、許してほしい」と付け加えました。
おいおい、まずはどう責任を取るのか(落とし前をつけるのか)を示して、その上で国民が許すかどうかを待つべきでしょう。あなたがやるべきことを完璧にこなし、その結果を見てから、私たちは許すかどうかを考えるのです。
「電火球(蘇氏の愛称)」は弁護士出身でしょうに、**「まず示談書にサインさせてから、賠償の内容を話し合おう」**なんて、笑止千万ですよ。
この点、新北市の**侯友宜(こう ゆうぎ)**市長の対応と比べれば一目瞭然です。侯市長は、申請の不便さを目の当たりにするや、「市民は誓約書さえ書けばいい。行政上の責任はすべて私が負う」と即座に決断し、国民の許しを乞うような見苦しいことは口にしませんでした。トップとしての器の差は、雲泥の差と言わざるを得ません。
[!NOTE] 「紓困之亂(給付金騒動)」:2020年5月、生活困窮者への一律1万台湾ドルの現金給付を実施した際、申請手続きの複雑さや情報の二転三転により、窓口となった地方自治体に市民が殺到し大混乱に陥った事態を指します。迫