日本台湾交流協会の大橋光夫会長が29日、「台湾における被災地食品への『根拠のない発言』が日本国民の心を傷つけている」と批判したことに対し、台湾内社は以下のように回答します。
「私たちも、あなた方の国の東電(東京電力)が311の際に、なぜあのような人災を招き、自国の土地をここまで傷つける核災を引き起こしたのか理解に苦しんでいます。その結果として、日本側が自分たちが招いた災いの結果(食品)の開放を強硬に要求してくるのは、一体どのような道理でしょうか?」
🚫 輸入は「義務」ではない
私たちは科学的なデータを信じることもできますし、政府が輸入しようとしている福島産の食品がおそらく安全であると信じることもできます。ですが、それは決して、私たちが疑念のある福島産の食品を『輸入しなければならない』『必ず輸入すべきだ』ということを意味しません。 これは私たち台湾人の権利であるだけでなく、科学に対する謙虚な姿勢でもあります。
ましてや、日本人がそれほどまでに福島の食品を信じているのであれば、日本国内でそれらを十分に消費できるはずです。むしろ、日本国内の他の地域の食品を大量に台湾へ輸出し、福島産の食品は日本国内で積極的に消費されてはいかがでしょうか? 私たち台湾人は、喜んでそれに賛同するでしょう。
🗣 歴史と現実の対話
大橋光夫会長。もしあなたが慰安婦問題について台湾人に心から謝罪するなら、その時に改めて福島産の食品を輸入する必要があるかどうかを検討してあげてもいいですよ。いかがですか? 福島の人々の心が傷つくというなら、勝手に傷ついていればいい。あなたたち日本人は、全台湾人の心を傷つけてきたのですから。
私たち台湾人には、疑念のある食品を輸入したくないと言う自由さえないのでしょうか? 私たちはいつまで日本人の、そしてあなた大橋光夫氏の顔色をうかがい続けなければならないのでしょうか?
[!NOTE] 「核食進口爭論(日本産食品輸入問題)」:2011年の福島第一原発事故後、台湾が続けていた福島など5県産食品の輸入規制をめぐる論争。2016年当時、日本側からの開放圧力に対し、台湾国内では根強い反対意見がありました。迫